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仕事を充実させるには私生活も重要

結婚をしても仕事は続けるという人は多く、家庭と仕事のバランスをどのように保つのかという問題に悩むカップルは多いです。また子供が誕生するとそのバランスは女性側に大きくのしかかる傾向が強く、出産後の職場復帰を諦める人も少なくありません。誰にでも起こり得る問題であり各家庭の問題のように扱われてきましたが、政府は少子化問題に加え高齢化社会への影響などを鑑みてワークライフバランスという定義を出しました。そもそもワークライフバランスとは仕事と生活の調和を意味していて、やりがいや充実感を感じながら働き仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活においても子育てや中高年など年齢の変化に応じて多様な生き方を選択、また実現出来る社会と定義されているのです。

確かにそのような生き方が出来れば理想的ですが、現実的に難しい面もありますよね。このような定義を全てこなそうと意気込むよりも少しずつ自分が当てはまる内容に近い行動が出来れば、と思うことから始めることが大切であるといえます。バランスが取れないと仕事と生活のどちらかに比重がのしかかりがちです。例えば仕事を重視すると生活や家族をおろそかにしてしまう、または生活を中心に考え行動し続けるとその結果、仕事で自分が抱いていたキャリアアップやそれに伴う成長が成し遂げられなくなるなど、さまざまなことが考えられます。難しいとか無理だといってしまいがちですが、仕事の充実や生活の充実が相乗効果になるよう少しずつ行動していくことは大切なことです。